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2026.07.08
コラム

[セミナー開催レポート]2026.6.13 み・らいず高等学院主催保護者向けセミナー

「この子に合う高校はある?」
通信制高校選びを考える保護者向けセミナーを開催しました

2026年6月13日、み・らいず高等学院では保護者向けセミナー「通信制高校の選び方 ~不登校経験のある子のための進路の考え方~」を開催しました。

講師としてお迎えしたのは、星槎国際高等学校の原田隆幸先生です。通信制高校や公立中学校で長年教育に携わり、多くの子どもたちや保護者の進路選択を支えてこられた経験をもとに、通信制高校の仕組みや学校選びのポイントについてお話しいただきました。

お子さんの進路について、「高校に通い続けられるだろうか」「卒業できるだろうか」と不安を抱えている保護者の方も少なくありません。今回のセミナーでは、そうした悩みに寄り添いながら、進路選択のヒントとなる内容が紹介されました。

通信制高校にもさまざまな学び方がある

セミナーではまず、高校卒業までの仕組みや、全日制・定時制・通信制高校の違いについて解説がありました。

通信制高校では、レポート提出、スクーリング(登校による学習)、テストを通して単位を修得し卒業を目指します。しかし、「通信制高校」と一言でいっても、その学び方は学校によって大きく異なります。

自宅学習を中心に進める学校もあれば、週に数日通学しながら学ぶ学校もあります。近年はオンライン学習を取り入れる学校も増え、生徒一人ひとりの状況や目標に合わせた選択ができるようになっています。

原田先生は、「通信制高校という名前だけで判断するのではなく、その学校でどのような学び方ができるのかを知ることが大切です」と話されました。

子どもに合った環境を選ぶことが何より大切

通信制高校について理解したうえで、原田先生は「お子さんに合った環境を選ぶことが何より大切です」と話されました。

そのために知っておきたいのが、「サポート校」と「学びの多様化学校」という選択肢です。

通信制高校を支える「サポート校」

サポート校は、通信制高校に通う生徒が安心して学習を進められるよう支援する施設です。

通信制高校では、自分でレポートを進めたり、スクーリングの日程を管理したりする必要があります。しかし、それを一人で続けることが難しい生徒も少なくありません。

サポート校では、レポート学習のサポートだけでなく、生活リズムづくりや登校のサポート、進路相談など、生徒一人ひとりに寄り添った支援が行われています。

現在では、大学進学を目指すコースやスポーツ、ダンス、IT、芸術など、それぞれの興味や将来の目標に合わせた特色ある学びを提供するサポート校も増えており、多様な選択肢の一つとなっています。

一人ひとりの学びに合わせた「学びの多様化学校」

続いて紹介されたのが、「学びの多様化学校」です。

これは、不登校を経験した子どもたちなど、一人ひとりの状況に応じた教育課程を組むことが認められた学校です。

通常の授業だけではなく、基礎学力を身につけるための学びや、コミュニケーションを学ぶソーシャルスキル教育、体験活動などを取り入れながら、生徒が安心して学校生活を送れるよう工夫されています。

「みんなが同じ学び方をする」のではなく、その子に合った方法で学べる環境をつくることが、学びの多様化学校の大きな特徴です。

原田先生は、「どの学校が良いか」ではなく、「その子に合っているか」が何より大切だと話されました。学校の名前やイメージだけで判断するのではなく、お子さん自身が安心して過ごせる環境かどうかという視点で学校を見てほしいというメッセージが印象的でした。

星槎国際高校が大切にしている「一人ひとりに合わせた学び」

セミナー後半では、星槎国際高等学校で実践されている教育や支援について具体的な紹介がありました。

星槎国際高校では、不登校経験のある生徒も安心して高校生活をスタートできるよう、一人ひとりに合わせた学びの環境づくりを行っています。

例えば、「ベーシック数学」などの授業では、中学校までの学習内容を振り返りながら基礎から学び直すことができます。また、コミュニケーションや人との関わり方を学ぶ「ソーシャルスキルエデュケーション」、将来について考える「キャリアデザイン」など、学力だけではなく社会で生きていく力を育む学びも取り入れられています。

さらに、週3日を基本とした通学スタイルを採用しながら、生徒の状況に応じて登校ペースを調整できる柔軟な仕組みも整えられています。「まずは週1日から始めたい」という生徒も、自分のペースで学校生活に慣れていくことができます。

「好き」や「得意」を伸ばす多彩な学校生活

星槎国際高校では、教科学習だけでなく、生徒一人ひとりの「好き」や「得意」を大切にした学校生活も特徴の一つです。

音楽活動や表現活動、さまざまなゼミ活動、文化祭や体育祭、修学旅行など、多様な体験の機会が用意されています。また、スポーツに打ち込む生徒への支援も充実しており、競技活動と学業を両立しながら高校卒業を目指すことも可能です。

こうした体験や仲間との関わりを通して、自信を取り戻したり、新たな目標を見つけたりする生徒も少なくありません。

原田先生は、「子どもたちはそれぞれ違うペースで成長していく。だからこそ、一人ひとりに合った学び方を一緒に考えることが大切です」と話されていました。

おわりに

今回のセミナーでは、通信制高校の仕組みや学校選びのポイントだけでなく、「子どもに合った環境を見つけることの大切さ」について改めて考える機会となりました。

進路選択に正解はありません。しかし、お子さんが安心して過ごせる場所、自分らしく成長できる場所を見つけることはできます。

み・らいず高等学院では、これからもお子さんと保護者の皆さまが安心して進路を考えられるよう、さまざまな学びや相談の機会を提供していきたいと思います。

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