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こんにちは。
発達障がい・不登校など学びづらさを抱える小学生・中学生・高校生のための個別学習塾「ラーンメイト」です。
私は3月まで、学生講師としてラーンメイトで活動しており、今回は講師時代に作った教材についてお話ししようと思います。
楽しい勉強のための教材づくり
私が担当していた小学生のお子さまは、勉強に対して苦手意識が強く、勉強よりも遊びたい!という気持ちが強いお子さまでした。
もちろん、遊びの中で育まれる力もたくさんあるので、休憩時間は全力で遊びます。
「でも、せっかくラーンメイトに来てくれているからには、勉強も楽しんでほしい!!」
そんな思いで作ったのが教材がこちらです。

講師に言われたプリントをするのは楽しくない、だけど、自分で選んでもらうと偏りが出てしまう…
そんな課題をクリアしたのが、この「学習すごろく」でした。
すごろくで進んだマスに従ってプリントに取り組んでもらいます。空欄になっているマスは、いくつかの選択肢からお子さまに選んでもらったマスを貼り完成です。そうすることで、自分で作ったすごろくで、止まったマスのプリントをする、という学習の形が生まれました。
教材は作って終わりではない
しかし、すごろくでやりたくないプリントのマスに止まってしまい、さらにはそれが連続した日には、「やりたくない!」と伝えてくれたこともありました。そこで作ったのが写真上部の「おたすけカード」。やり直しやプリントのチェンジを可能にしつつ、回数制限を設けたことで、やりたくないプリントのマスでも、「今はとりあえずカードを使わずに頑張る」とプリントに取り組む様子が見られました。
一人一人に合った教材を
私達ラーンメイトの講師は、日々、担当するお子さまに合う教材を考えています。
中学、高校生のテスト対策であれば、学校のワークを使うこともありますし、今回紹介したすごろくのように、学習の形を変える視点から教材を作り出すこともあります。ラーンメイトでは、試行錯誤をしながら、お子さまに合った教材、授業づくりを進めていきます。