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「宿題が終わらない…」「どうしたらいいですか?」
長期休暇に入ると、お子さんの宿題の進捗に頭を悩ませるお父さんやお母さんは少なくないでしょう。もしかしたら、それは「終わらない」のではなく、「計画を立てることができていない」だけかもしれません。
冬休みのような長いお休みはあっという間に過ぎてしまいます。計画を立てて実行することで、周りと差をつけ、お子さんの学習に対する自信にもつながります。今回は、現役の教員である私が、宿題をスムーズに終わらせるための5つのステップを解説します。
宿題を楽しく終わらせる5つのSTEP
STEP① 宿題の量を確認し、カテゴリ分けする
まずは、計画を立てる準備として、宿題の全体量を把握しましょう。そして、それぞれの宿題を以下のようにカテゴリ分けします。
- 期限はいつか? (締め切りが近いものから優先)
- 一人でできそうか? (親のサポートが必要か)
- 取り組むために準備が必要か? (必要な道具や資料の確認)
これにより、全体のやるべきことと、それぞれの宿題の特性が見えてきます。
STEP② 優先順位をつける
宿題の量を把握したら、次に優先順位をつけます。
- 締め切りが早く、時間がかかるもの は最優先にしましょう。
- さらに、苦手なものも優先 することをおすすめします。先に苦手な宿題を終わらせることで、精神的な負担が軽減され、その後の学習に前向きに取り組めます。
STEP③ 他の予定を把握する
何かと予定が多い長期休暇。遊びと勉強のバランスを取ることが大切です。
- まずは、遊ぶ日を先に決めてしまいましょう。 友達と遊ぶ予定や家族での外出など、楽しい予定を先にカレンダーに書き込みます。
- その他の日で、勉強の日程を組むことで、「遊べない」という精神的な負担も減り、メリハリをつけて取り組めます。
STEP④ 時間を決める
「いつ取り組むのか」だけでなく、「何時に取り組むのか」まで具体的に決めてしまうことが重要です。
- さらにひと工夫として、スキマ時間を見つける のがおすすめです。例えば、集中できる昼食前や夕食後など、お子さんが集中しやすい時間帯を見つけて、短時間でも毎日取り組む習慣をつけると良いでしょう。
STEP⑤ カレンダーに書く
最後に、立てた計画をカレンダーに書き込みましょう。遊びと勉強の予定を両方書き込むことで、視覚的に計画全体を把握できます。
- そして、もうひと工夫! 終わったらシールを貼るなど、ご褒美を用意しましょう。 ただ進めるだけでなく、達成感を得られる仕組みを作ることで、お子さんのモチベーションを維持しやすくなります。
まとめ
長期休暇の宿題は、計画を立てて、それを実行していくことで、お子さんの学習に対する自信につながります。
- 宿題を整理し、内容を把握する。
- 優先順位をつける。
- 他の予定も把握し、遊びと勉強のバランスを取る。
- 具体的な時間を決める。
- 計画をカレンダーに書き込み、ご褒美を用意する。
これらのステップを実践することで、お子さんは自ら計画的に学習を進める力を身につけ、自信を持って次の学期を迎えられるようになるでしょう。
私たち「ラーンメイト」は、発達障害や不登校の悩みを抱えるお父さん・お母さんに、子どもに合わせた自宅学習の方法や、特性に合わせた教育方法、苦手なことにも楽しくチャレンジできる秘訣など、役立つ情報をお伝えできるよう努めています。ご質問などもお待ちしておりますので、お気軽にご相談ください。