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「作文を書きなさい」と言われると、鉛筆がピタッと止まってしまう。そんなお子さんはいませんか?
作文が苦手なのは、書く力がないからではなく、「頭の中で言葉が上手くまとまらない」からなのかもしれません。特に発達障害やグレーゾーンのお子さんは、考えていることを順序立てて整理するのが難しいことがあります。
そこで今回は、当てはめるだけで誰でも文章が作れる「出来事整理シート」をご紹介します。
出来事整理シートの使い方

シートには「いつ」「どこで」「だれが」「だれと」「何をして」「どうだった」の6つの項目があります。それぞれに言葉を埋めて、最後につなげれば文章が完成します。

たとえば「先週の日曜日/家の近くの公園で/私が/お兄ちゃんと/キャッチボールをして/とても楽しかった」と埋めると、「先週の日曜日に、家の近くの公園でお兄ちゃんとキャッチボールをしました。とても楽しかったです。」という文章になります。
出来事整理シートの3つのポイント
ポイント① 順番に整理できる

項目に沿って考えるので、「何を書けばいいかわからない」という迷いを防げます。もし手が止まってしまったら、上から順番に埋めなくても大丈夫。書きやすいところから埋めて、抵抗感を減らしましょう。
ポイント② 具体的に書ける

項目がすでに整理されているため、読み手にわかりやすい文章になります。はじめは単語ひとことでOKです。文章は単語の組み合わせなので、まずは単語から考えてみましょう。
ポイント③ 自然な構成になる

「いつ・どこで」が話の導入、「だれが・だれと・何をして」が展開、「どうだった」が感想や結末になります。埋めた内容をつなげるだけで、構成が自然と整います。ただし、シートはあくまで参考程度に。そのままつなげて違和感があれば、お子さんと一緒に書きやすい表現に直してみましょう。
「苦手」を工夫で「できた」に

出来事整理シートを使うと、書く内容がはっきりし、読んでわかりやすい、自然な構成の文章に近づきます。文章を筋道立てて組み立てる練習にもなります。
「作文が苦手だから、できない・やりたくない」という気持ちも、少しの工夫で変わっていきます。日記や学校の作文、1日の振り返りなどで、ぜひご家庭でも使ってみてください。
苦手を工夫で簡単にする。それが、私たちラーンメイトの仕事です。子どもに合わせた学び方や、特性に合わせた教え方について、ご質問もお気軽にお寄せください。
